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重厚なシートが魅力のニューヨークの通勤列車!「メトロノース」

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こんにちは、谷尾和昭です。今回は、ニューヨークの通勤列車「メトロノース」についてご紹介します。

ニューヨークで働く人たちの多くは、「メトロノース」鉄道を通勤に利用しています。車社会のイメージが強いアメリカですが、ニューヨーク・マンハッタン地区は駐車場代が非常に高額で、通勤には公共交通機関を利用するケースがほとんどです。特に、重厚なシートが魅力の通勤列車「メトロノース」は、多くのニューヨーカーたちの通勤の足を支えています。

メトロノースとは

メトロノース(Metro North)は、ニューヨークの中心部マンハッタンとニューヨーク郊外を結ぶ鉄道です。路線はハドソン線、ニューヘイブン線、ハーレム線の3路線に分かれています。東側・ロングアイランド海峡沿いの路線がニューヘイブン線、西側・ハドソン河沿いを北上するのがハドソン線、そしてウエストチェスター郡の中央を走っているのがハーレム線となります。

朝と夕方の通勤ラッシュの時間帯は本数が多く、反して日中などの走行本数は極めて少ない運行ダイヤが特徴です。通勤ラッシュといえば、日本人の感覚では座れないのが当たり前ですが、メトロノースの場合は通勤ラッシュの時間帯でも大抵は座ることができます。ニューヨーカーたちの通勤事情は通勤時間の平均は45分程度、しかも重厚なシートに座って通勤できるため、苦痛は少ないと言えるでしょう。

メトロノース鉄道の車両

メトロノース鉄道の大きな特徴として、第三軌条方式(だいさんきじょうほうしき)が挙げられます。第三軌条方式は大変珍しい方式で、日本国内ではゴムタイヤ式地下鉄の札幌市交通局・南北線など採用例は少数です。メトロノース鉄道では走行用のレールとは別に、並行して給電用のレールを敷設する第三軌条方式を採用しています。電力をレールから供給するためパンタグラフは不要ですが、ニューヘイブン線はコネチカット州に入る際に架線から電気を供給するため、パンタグラフも装備されている珍しい車両です。

そして、そのメトロノース鉄道ニューヘイブン線で活躍する車両M-8型は川崎重工が作っています。2009年から活躍するM-8型は、ニューヘイブンから先のニューロンドン方面への直通に備えるため、従来の直流750Vと交流12.5kVに加えて交流25kVにも対応する設計で、最高速度は160km/hとなっています。メトロノース鉄道で活躍している半分以上の車両は、実は川崎重工製なのです。

重厚なシートが魅力の通勤車両「メトロノース」には、日本の高い技術力が活かされています。ニューヨークを訪れたら、ぜひ「メトロノース」の乗り心地を味わってみてください。

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