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なぜ横須賀線だけ車両タイプが違う?~谷尾和昭の好きな車両ベスト1 ~

投稿日:2017年11月20日 更新日:

今回は私、谷尾和昭が大好きな横須賀線の車両です。

JR東日本の東海道線E217系が、2015年の3月に引退しましたね。
でも、この事実には意外と気づいていない人も多いかも?

みなさんが東海道線といわれて思い浮かべるのは、E231系とE233系ですよね。
おなじみの、オレンジとグリーンのライン。いわゆる、湘南色と呼ばれる車両です。

戦後間もないころの80系までさかのぼる伝統色で、もとはイギリスのグレートノーザン鉄道の機関車を参考にしたものでした。
それが、211系や現在の車両にまで受け継がれているわけです。

そして、これらにまぎれてこっそり湘南カラーで走行していたのが、E217系だったんです。
E231系やE233系との大きな違いは、前面の貫通扉です。

これは非常時のために設けられたものですが、E217系ではすでに廃止されたにもかかわらず、その痕跡だけがデザインとして残っているんです。
横須賀線を利用している人なら、ピンとくるのかもしれませんね。

そう、これは横須賀線の車両の色違いバージョンなんです。
前面の貫通扉も、もとはといえば、横須賀の品川-錦糸町間のトンネルのために必要だったものなんですね。

では、なぜ横須賀線のブルーとホワイトのラインが塗り変えられたのか。

そのきっかけとなったのが、2004年の湘南新宿ラインの増発。それにともない、車両をすべてE231系へ統一。
結果として、横須賀線の一部にE231系が乗り入れ、もともと走行していたE217系ははじき出されることになりました。

反対に車両が足りなくなった東海道線へ、2006年にE217系が3本転属されたわけです。
その後、何度か横須賀線と転属を繰り返しますが、その間に走行していた湘南色のE217系は、それだけめずらしい車両だったんですね。

残念ながら、2015年には完全に運行終了。東海道線はすべてE231系とE233系に統一され、二度とその姿は見られなくなってしまいました。
もちろん、E217系はふたたび横須賀線に転属されて、今でも元気に活躍しています。

もし見かけたら、ぜひ湘南カラーだったころの姿にも思いを馳せてみてください。

E217系

E231系

E217系(横須賀線)とE231系の並走

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